3章 パワーゲーム《5人の手記》

■「お姉ちゃんには似合わない。私のほうが似合う」妹は母の口写しで言った【万里】
■僕は弟の存在自体に怖れを抱いていた【S・I】
■長姉は「問題児」、次姉は「忘れられた子」、末っ子の私は「なだめ役」だった【直美】
■姉と同等になりたいと限界までやっていた自分が、母の一言で壊れた【尚子】
■ハコちゃんと妹のお話【N・Y】